デザート、WORLD COOKING RECIPE

日本、栗の渋皮付煮

調理時間
  4時間
発祥地
  日本
場面
  食後デザート、おやつ
お勧め世代
  お子様からお年寄り全員
お勧め飲み物
  紅茶、コーヒー、お茶
構成 (生栗 100g)
  エネルギ- 172 Kcal, 水分 57.4g, たんぱく質 4.7g, 脂質 1.7 g, 糖質 34.5g,
  織維 0.2 g, 灰分 1.5 g, カルシウム 5mg, リン 120mg, 鉄 1.0 mg,
  ナトリウム 1 mg, カリウム 700 mg, レチノール 0μg, カロチン 290 μg,
  A効力 160 IU, B1 0.28 mg, B2 0.08 mg, ナイアシン 1.2 mg, C 23 mg。
  算出は科学技術庁資源調査会・編 四訂食品成分表による表示。
シェフの独り言
  ちょっと手間がかかるけれど長期の保存が出来ます。渋皮付煮は日本、韓国、
  中国地域でたくさん食べられますが、ヨーロッパでは見たことがありません。
素材(10人分)
   500 g 栗渋皮付
   300 g 砂糖
    50 g ブランデー
   200 g 水
  1070 g 合計、 950 g 出来上がり(栗 515 g、シロップ435 g)
 30-40 g 渋とり用 重層
作り方
  1 栗鬼皮付を1リットルの沸かした湯に漬ける、そのまま湯が約30℃まで自然冷却する。
  2 渋皮を傷付けないよに、栗の下の部分からナイフを入れるとむきやすい、水の中に入れる。
  3 鍋に1リットルの水、栗、10グラムの重層(レシピ外)を入れ沸騰させる、弱火にして灰汁をとりながら10分間煮る。
  4 煮汁を捨てる、大きな渋を取り除き、水に漬ける。
  5 3、4を繰り返す。
  6 煮汁を捨てる。
  7 鍋に1リットルの水と栗を沸騰させる、弱火にして灰汁をとりながら10分間煮る。
  8 煮汁を捨てる。
  9 鍋に砂糖、水を入れ沸騰させ、弱火にして灰汁をとりながら5分間煮る。
    栗、ブランデーを加え15分間煮る。
 10 全体の重さを量り、重さを水で調整する。水を加える時は、沸騰させた湯を使用。
 11 清潔な瓶に熱いまま栗、ソースを瓶に入れ、清潔な蓋を瓶の上に置く、蓋を閉めると蒸気が瓶から
    外に出ないので、瓶の中のソースが膨張して瓶が爆発しますので注意して下さい。
 12 鍋に瓶を入て、瓶の口近くまで湯を入れ沸騰させ、20分間軽い沸騰させる。
 13 蓋を閉める、数分間逆さまにして蓋の消毒をする。
    瓶が熱いときは瓶を振らない事、水分が膨張して瓶が割れる事があります。
    栗のタルトの作り方にジャンプします

    
素材写真
  左側から 栗

栗渋染め
  1 栗、水、重層を煮た汁、灰汁を茶漉しで漉す。
    渋の固まりが染め物に付着すると、付着部分に強い色が付着します。
  2 灰汁に生成りのウールカーデガンを3日3晩常温で浸ける。 
  3 カーデガンの灰汁を絞り水洗いをして灰汁を流す。
    右の写真が白色のカーデガンを染めた物です。

  

  2015年09月18日 殺菌
  2010年11月01日 渋染め
  2010年10月06日 作り方
  2009年10月16日